2013年04月

COMITIA104
2013/05/05
11:00〜16:00
東京ビッグサイト東4・5・6ホール


個人サークル「絵空摩耶」で参加します。
スペースNo.ひ14b
sample_all

【触角系彼女】
B5全28ページ 200円
お好きなポストカードを1枚お付けします。 

触角の生えている女の子のお話です。

オリジナルで漫画を描いて販売する事は初めてだったのでてんやわんやの制作でしたが、お手に取っていただければさいわいです!

グッズでイモムシ(立体物)も販売できたらいいなと思っております(価格未定)

ケモノ属性といっても、耳、ツノを経て、今は触角(虫)がマイブームです。 

良く尋ねられる、アニメーション作品の制作期間についてまとめようと思う。

わたしがこれまで制作して来たフルHD作品の尺を平均すると約5分前後、
この尺の作品を制作する期間は実作業(キャラクターの動き、背景、編集、MA)で1ヶ月〜1ヶ月半、
プロットやコンテを練る期間も入れると、よっぽど急がなければいけなかったものを除いて総合的に2ヶ月程度の期間を要している。
※2ヶ月と言っても、昼間は普通に仕事をしているので、丸一日を割けるのは仕事の無い日だけである。

これを人に話すと「長い期間」と捕えられる事もあれば「随分短い期間」と言われることもあったりで両極端なのだが、恐らく、絵を描くという感覚では相当長いだろうし、
反面、アニメーション制作という点ではかなり短い期間だと思っている。 
具体的に例を出すと、大学や専門の卒業制作において5分前後という尺の作品を出す人は多いし、2〜3分という人もいる。
1年近く猶予があって仕上がりがこの尺、と考えると、1人で作業していて1〜2ヶ月という期間は短い方なのではないだろうか。
だからあまり参考値にはならないし真似はして欲しく無いし、アニメーションをやらない人は、それが普通だと思わないで欲しい。
勿論、決して、短ければ短いほど良いという訳ではない。
フルHDでなければもっと早く終わると思う。

この制作リズム・スパンは、アニメーションを作り始めた2年前からそこまで変わっていない。
ソフトの使い方すらままならなかった時期もあるので、1ヶ月もかけてこれかよ、というクオリティのものも多い。 
1人でスケジュールを管理し、集中して、時には息抜きを挟んで、ひとまず完成という形まで取り組む事の出来る、今までのわたしの限界値の目安を無意識の中で【2ヶ月】に定めていたのかもしれない。 
時折こぼしていることだが、そろそろ制作期間を3〜4ヶ月に延ばして、10分前後のアニメーション映画を制作したい。
作品の尺が延びれば延びるほど展開や構成に気を使うけれど、同時に盛り込める内容も増える。
 わたしは
常日頃、【映画】と呼べるものを作りたいと考えているため、映画ですね!という感想を貰えると、物凄く嬉しいのだ。
尺が延びてしまえば観る人を拘束する時間も必然的に増えるので、せっかく足を止めてくれた人が途中で離脱してしまわないためには何が必要なのか、どうすればいいのか、今後とも掘り下げたい。 

アニメーションや映画を作りたいけれど、長い期間を要することが分かっているからこそ腰が重くなるし、なかなか動けない…という意見をたまに耳にする。
そういう時は、作品を提出する映画祭の〆切に沿って作ったり、イベントに申し込んでしまったり、嫌でも期日までに手を動かす事になる方法をおすすめしたい。 
わたしはずっとこのやり方で続いている。 
出来ない理由を探すよりも、結果駄目でもどうすれば出来るようになれるかを探す方が、生きていて楽しい。 



YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=72r5vGnF2U8 

新作アニメーションをYouTubeにアップしました。 


音楽:L,i,W,s 監督:絵空 
地下の世界で、ルードとテラムという2人の少年は、まだ見ぬ空の向こうにある光を目指していた。 

http://gara-kuta.net/ 

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music : L,i,W,s 
director : esora 

Deep in the darkness of an underground city, Ludo and Terram dream of someday seeing the distant sky above.

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制作において協力いただいたみなさま、英訳してくれた友人のまお、ありがとうございます!
この作品が1人でも多くの人に届き 観て・聴いて楽しんで頂ければさいわいです。 

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